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技術士第二次試験の筆記試験の合否がでましたが、皆さんはいかがでしたでしょうか?
合格された方、大変な努力の結果がでましたね!本当におめでとうございます。
また、不合格の方も本当にお疲れさまでした。
不合格がわかった日が、来年の試験の始まりです。
私は、2回目の受験で技術士第二次試験(建設部門/道路)に合格することができました。
本記事では、1回目の筆記試験に不合格となった時に、実際考えた事や実行したことをご紹介したいと思います。
次回の受験の参考にして頂ければと思います。
2)『採点者の視点を想像する』
3)『想定と対策』
4)『おすすめの行動』
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その①『まずは筆記試験1回目不合格の原因を探る』
私の場合、1回目の技術士筆記試験の受験時は、試験勉強を全くせずに受験をしました。
当時の旧制度での試験結果は、「必須科目」23点、「選択科目Ⅱ」B評価、「選択科目Ⅲ」評価A 総合評価B での不合格でした。
試験当日の感覚としては、「結構書けたな・・・」という感想でした。
しかし、結果は不合格。
そうです、自分ではよく原因がわからなかったのです。
実はこれがやっかいで、不合格の原因がわかれば対策が打ちやすいのですが、私の場合は不合格の原因がはっきりと自己分析できませんでした。
そこで、発想を転換し「採点者がどのように採点するか?」を想定し、仮説を立てて翌年の受験に向けて対策を行いました。
その②『採点者の視点を想像する』
まず、採点者は「どのような人が」・「どのように採点」するのか?
ということで、以下の様な仮説をたてて対策を考えました。(あくまで想像です)
①採点者は、一人でかなり多くの筆記試験の採点を行うのでは?(一人の採点にかける時間は、結構短いのでは?)
②当然採点者は博識なはずなので、年齢層は高いのでは?
このような仮説をもとに、採点者の立場でどのような解答を合格!とするかを考えてみました。
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その③『想定と対策』
・最初に答案用紙を見た時の第1印象の向上
→アンダーラインや箇条書きなどのレイアウト(細かいディテール)を意識する。
・採点者に加点してもらいやすい工夫をする
→加点対象となるキーワードをちりばめる。国策関連のキーワードを確実に覚えていく。
・字は大きくきれいに丁寧に。
→当たり前のようですが、当日は時間との勝負でなかなか余裕がありません。しかも通常の業務はPCで行うため、意識して字を書く練習をしました。
・綺麗な日本語を意識する(句読点位置や、正しい文法)
→句読点の位置が変な位置になって、読みにくくなっていないか。変な倒置法となって、おかしな文法にならないようにする。
その④『おすすめの行動』
まえに述べた対策のために、1年間意識したおすすめの行動は以下の内容です。
・本を読む
→正しい文法。読みやすい一文の長さなどを、無意識に習得するため。
・打ち合わせ記録簿の作成を技術士に添削してもらう。
→実は日頃の業務で作成する、打ち合わせ記録簿の作成が一番の訓練だと思います。合格した人の記録簿と、不合格の人の記録簿を見れば一目瞭然です。
記録簿は、見る人が変わると色々修正がはいり大変な思いをすることも多いと思います。しかし、そこは訓練の一つと割り切って、各々の良いところを学ぶ機会と思って取り組みましょう。
・見やすいレイアウトに多く触れる。
→業務で貸与される過年度成果・関連資料等、他社の成果品でパッとみて見やすかった報告書のレイアウト、構成に多く触れることで記述試験時のレイアウト参考とする。
・有名ブロガーのブログを読む。
→有名ブロガーの各記事というのは、やはり読みやすく要点を読者に伝えることに優れています。それらを意識して読むことにより、その手法を学習する。
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最後に
これは持論ですが、どんな試験でも3回落ちた場合は何かやり方がおかしいか取り組み方に問題があると思っています。
もし、3回試験に落ちた場合は思い切ってアプローチ方法を変えてみるのもいいかもしれません。
独学で挑戦されてた方は、セミナーなどを利用してみる。
社内で聞きにくい相手でも教えを乞う。
自分ではわからないことも、第3者の視点で見ると意外とすぐに原因と対策が打てるかもしれません!