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令和2年度 技術士第二次試験の実施大綱も発表され、4月の初旬から受験申込書類の提出が始まります。
筆記試験が実施される7月まで、もう半年を切っています。
今回の記事では、いざ”筆記試験対策の勉強をはじめよう!”と思ったけど、、いったい何から手をつけたらいいの!?と、お悩みの方に、おすすめの勉強法をご紹介したいと思います!
勉強方法に正解はありませんが、自分が結果として取り組んでよかったと感じた内容のご紹介です!
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令和元年度技術士第二次試験(筆記試験)合格率は?
令和元年度の、「技術士第二次試験(筆記試験)」合格率が文部科学省 試験部会から発表されています。
建設部門の筆記試験合格率は、昨年度より3.9ポイント上がって、10.5%となりました。
昨年度よりは高くなりましたが、合格率10%の非常に狭き門であることに変わりはありません。
技術士第2次試験 おすすめ勉強法!
おすすめ② 国策に係るトレンドのキーワードを覚える
おすすめ③ キーワードの理解度を深める
おすすめ④ ある程度的を絞って、大キーワードに関する具体的な数値を覚える
【おすすめ①】国土交通省の『予算概算要求概要』を繰返し読む!ひたすら読む!!
国土交通省から、令和2年度の「組織別予算概算要求概要」がでています。(※リンクは道路局のものです)
今年度は、全86ページに要約されています。
私自身は、2回目の受験で技術士2次試験に合格する事ができました。
1年目は何から手を付けてよいかわからず、ネット等でよく目にする「国土交通白書」を隅々まで理解しようとして、多くの時間を無駄にしたと感じました。
なぜなら、あまりにも範囲が広くページ数が多く結局頭になかなか入ってこなかったからです。
技術士試験では「国策」、すなわち国の目指してるベクトルを把握する事が非常に大事です。技術力をアピールするだけでは技術士試験には合格できません。
【すすおすすめ②】国策に係るキーワードを覚える
次は、「国土交通相の予算概算要求概要」を通読しながら気になるキーワードにマーキングを入れていく事です。
通読を重ねると、重要なキーワードが自然と目についてくるはずです。
また、複数のテーマに用いられているキーワードがあることに気づくはずです。
習熟する優先度として高いのは、このような複数のテーマに利用可能なキーワードです。
また、積極的に各種講習会に参加することでも、Hotなキーワードを収集する事ができるのでおすすめです。
それらを蓄積していき、大きなテーマに対して多くの「キーワード」が書けるように意識することが重要です。
ex)大規模自然災害 ・・・ 「防災」「減災」「国土強靭化」「道路のネットワーク化」「ミッシングリンクの解消」「リダンダンシー」「高規格道路暫定供用の早期解消」など、1つの大きなキーワードに対してすぐに各種キーワードが浮かぶ訓練を繰り返し行う。
中でも、技術士試験対策に対して特にお勧めの講習会は、一般財団法人 建設物価調査会が毎年開催している「国土交通省土木工事積算基準の改定概要等説明会(CPDS:4ユニト)」です。
参加費は無料で、例年は6~7月に開催されています。地域によっては、技術士第二次筆記試験の直前になる場合もありますが、是非参加することをお勧めします。
内容は、国土交通省土木工事積算基準の改定概要と公共工事の最近の動向について解説です。
各整備局の方が、具体的な数値を含めて、公共事業の執行に係る最近の動向に関して解説をしてくれます。
その時に配布される資料は、多くの内容が要約された内容となっており、試験対策の無料テキストとして非常に参考にさせてもらいました。
【おすすめ③】キーワードの理解度を深める
次は、抽出した「キーワード」を掘り下げて覚えておく事です。
普段の業務でよく使うキーワードでも、意外に理解できていないものが多いかもしれません。
キーワードを覚えることは、技術士試験対策みならず通常業務にも非常に有益となります。すき間時間を作って、覚えていきましょう。
【おすすめ④】的を絞って、大キーワードに関する具体的な数値を覚える
個人的には、この対策が筆記試験合格の近道だと思っています。
以下の記事にも書きましたが、筆記試験の添削は比較的短時間で行われる可能性もあると思われることから、いかに採点者に対してアピールをできるかが重要です。
本記事では、1回目の筆記試験に不合格となった時に、実際考えた事や実行したことをご紹介したいと思います。…
同じ様な内容でも、具体的な数値が入ることにより文章の完成度としてはグッと上がるからです。
・整備されている高規格道路延長L=〇〇km 、整備が予定されている高規格道路延長L=〇〇km あと〇年で解消予定 など
個人的には他の受験者と差別化を図る上でも、非常に重要だと思います。
しかし、多くの具体的数値を暗記するというのは非常に大変です。従って、自分がある程度的を絞った汎用がしやすい「大テーマ」に関して具体的数値を用意しておきましょう!
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まとめ
今回の記事では、実体験を踏まえてなるべく効率的に試験対策をできた内容をご紹介しました。
勉強方法に正解はありませんが、自分に合った内容をどんどん取り入れ一度試してみて、どんどんふるい分けしていきましょう。
特に家庭持ちの方は、家族の協力がなによりも大事になってくると思います。私自身も、約1年間は「家庭<試験勉強」の生活を送りました。