
Bonです。
本記事では、技術士(第二次試験)口頭試験対策として、主に技術者倫理(過去の事例から考え方の倫理的妥当性を判断)に関する試問例を取りまとめます。
どのような質問をされる可能性があるのか、試験官の立場に立ち、どのような観点で回答すれば良いかをまとめてみたいと思います。
・口頭試験対策「技術者倫理に関する試問例」
(倫理的妥当性判断する試問)
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想定設問1
あなたが実際に行った業務において、公益の確保という要請と自分または勤務先の利害が衝突(対立)したことはありますか?その際に、どのような考えかたにより対処しましたか?
1.衝突または対立した相手は?
→勤務先の企業、あるいはその上層部
→勤務先の企業、あるいはその上層部
2.衝突または対立した事項は?
→労働条件、環境問題、監督官庁への届け出、事故の隠蔽等
3.どのような考え方により対処したか?
→公益性を確保できる、不公正でない対応(具体的な内容を説明)
想定設問2
あなたが〇〇の公共事業を請け負ったとして、実際の工事に先立って行った基本調査において、著しく環境に影響を及ぼす事実が判明したとします。この場合、あなたはどのように対処しますか?
1.環境に及ぼす影響の種類、程度を考慮する。
2.影響を解消または軽減する技術的可能性と費用を考慮する。
3.影響の種類・程度を具体的に想定して、それにどのように対処るするか。
→公益性を確保できる、不公正でない対応(具体的な内容を説明)
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想定設問3
あなたが業務を遂行するにあたって、技術者倫理を守るためにどのようなことを意識していますか?具体的な日々の流れに即して教えてください。
1.業務の概要を示せているか。
2.その業務の、どのような事項に対してか。
3.ex)技術者としての信用の失墜、機密保持、公共の安全、環境の保全、資質向上など。
コ口頭試験にむけて、普段の業務においても「技術者倫理」を意識しておくことが大事です!