技術士の業務経歴を口頭試験につなげる方法|実務をコンピテンシーで整理する

技術士第二次試験では、業務経歴を『何をしたか』だけでなく、どのように考え、判断し、調整したかまで説明できるように整理しておくことが重要です。

この記事では、実務を特定できる情報を公開せず、口頭試験で説明しやすい形へ変換する方法を整理します。

業務経歴を6項目で整理する

  1. 背景・目的
  2. 自分の役割
  3. 技術的課題
  4. 判断・工夫
  5. 関係者調整
  6. 成果・振り返り

実務をコンピテンシーへ変換する

単なる作業内容ではなく、コミュニケーション、リーダーシップ、評価、マネジメント、技術者倫理、継続研さんなど、どの能力を示せる経験だったかを整理します。

自分の説明を確かめる5つの問い

以下はBonによる準備のための問いです。実際に出る質問や、その頻度を示すものではありません。質問してほしい判断・工夫を意識して材料を選びつつ、別の角度からの確認にも自分の言葉で答えられるようにします。

  • なぜその判断をしたのか
  • 他の選択肢はなかったか
  • 関係者との意見が異なった場合どうしたか
  • 結果をどう評価しているか
  • 今なら何を改善するか

経験の選び方

規模や知名度ではなく、自分の判断プロセスと役割を説明できるかを優先します。

身バレ・守秘への配慮

公開記事では、案件名、所在地、発注者、固有数量、時期の組合せなど、本人や案件の特定につながる情報は出しません。必要な場合は一般化したモデルケースで説明します。

5分の練習|説明が止まる箇所を見つける

  1. 2分:候補業務の目的・担当・判断を各1行にする。
  2. 1分:メモを閉じて、何を比較し、なぜそう提案したかを声に出して説明する。
  3. 2分:上の5つの問いから一つ選び、答えの根拠を確認する。

時間は学習の目安です。答えが曖昧なら、役割・比較条件・判断根拠・確認した結果のどこが足りないかを記録に戻って確かめます。チーム全体の成果を自分だけの成果にせず、未確認の効果を補わないようにします。

次にすることを選ぶ

この整理は学習補助です。正式な申込では正確な事実を用い、必要な書式・条件は当年度の公式案内で確認します。

Bonと、少しずつ学ぶ。

読んだことを、次の一歩へ。

今日は、ひとつ説明できたら十分。余裕のある日は、確認問題や骨子づくりへ進みましょう。

次に学ぶことを選ぶ →

使える時間や準備の目的に合わせて、学習の入口へ。

白ヘルメットのBonが業務経歴のノートを読み、なぜその判断をしたかを考えるイラスト。
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